「ボムシェル」の初日のレビューは概ね良かったものの、今一つチケットの売れ行きが伸びないため、アイヴィーは広報活動のため連日取材やPRに奔走していた。一方、オフ・ブロードウェイでの初日以来、「ヒット・リスト」は全公演完売の大ヒット。ブロードウェイ行きを狙うデレクとスコットは、ある夜の公演に主要プロデューサーたちを招待する。だが、カレンとの関係が上手く行かず、傷ついたジミーの素行の悪さにデレクたちが抱いていた不安が的中してしまう。
ジェフ・バックリィは、類まれな美声とギター・テクニックにより将来を期待されていたアーティストだったが、1997年、30歳の時に水泳中の事故で早すぎる死を遂げた。「SMASH」では、カイルが身を削るように歌いながらニューヨークの夜を徘徊する。切なくも激しい歌詞が胸に突き刺さる。