相関図

キャサリン・マクフィー|カレン・カートライト役

アイオワからやってきた新人女優、マリリン役をめぐり
熾烈な世界に身を投じるカレン・カートライトを演じる。


1984年3月25日生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルス出身。父親はTVプロデューサーのダニエル・マクフィー、母親はヴォーカル・コーチのパトリシア・バーチ・マクフィー。ボストン音楽院に入学して、ミュージカル・シアターを専攻する。ミュージカル映画『Crazy』(07)に出演するが摂食障害、過食症を煩い、治療に専念する。体重を14キロ減らして臨んだ「アメリカン・アイドル」のシーズン5で準優勝となり、全米で人気を博した。
2007年、デビューアルバムがビルボード200のナンバー2を獲得。過去2年間で女性アーティストとしては最高のチャートデビューとなった。初めてのシングル「Over the Rainbow/My Destiny」はビルボードのホットシングルセールスチャートの2位を獲得。アルバムは08年と09年のゴールドアルバムとなった。ヤング・ハリウッド賞の最優秀女性ボーカリスト賞を受賞している。10年は、ヒットシングル「Had It All」を含むアルバム「Unbroken」の全米ツアーを敢行。また同年、オリジナルのクリスマスソング「It's Not Christmas Without You」を含むクリスマスの名曲をカバーした初めてのクリスマスアルバムをリリース。ホリデーヒットとなった「I'll Be Home for Christmas」はヒットチャートのトップ5に入った。
映画ではアダム・サンドラ―製作コメディ『キューティ・バニー』(08・未)、レラティビティ・メディアの『シャーク・ナイト』(11)などに出演。TVでは「CSI:ニューヨーク」(09)などにゲスト出演。2007年には「アグリー・ベティ」に本人役で出演した。
ハイチ地震救援チャリティ「ウィ・アー・ザ・ワールド25 フォー・ハイチ」に参加するなど、熱心な慈善家でもある。セクシー・ヘアー社の広告塔も務め、ニュートロジーナ社のスポークスパーソンも務めている。

メーガン・ヒルティ|アイヴィー・リン役

大女優を母に持ち、歌もダンスも演技も才能に満ちた努力家の中堅女優。 マリリン役第1候補のアイヴィー・リンを演じる。

1981年3月29日生まれ。シアトル出身。有名なカーネギーメロン大学を卒業後、ニューヨークへ。ミュージカル「ウィキッド」のグリンダ役を得て、ブロードウェイデビューを飾る。ブロードウェイ版「9時から5時まで」で演じたドラリー・ローデス役で絶賛され、ドラマデスク賞、アウター・クリティックス・サークル賞、ドラマリーグ賞、ロサンゼルス・ステージ・アライアンス・オベイション賞のミュージカル部門主演女優賞にノミネートされた。また、シンガーとしても才能に恵まれ、その美声を生かした声の出演作品もあり、『シュレック3』(07)では白雪姫の歌を担当した。2011年には人気TVアニメシリーズ「ザ・ペンギンズ from マダガスカル」にも飼育係フランセス役で出演している。またバーナデット・ピータースが魔女グリンダを務め、パトリック・スチュワート、リー・ミシェルらが参加しているフルCGミュージカルアニメーション「Dorothy of Oz」にチャイナ・プリンセス役で出演、本作は2012年12月全米公開予定。
TV作品では、「クローザー」「アグリー・ベティ」(07)、「SHARK ~カリスマ敏腕検察官」(08)、「CSI:科学捜査班」「デスパレートな妻たち」「弁護士イーライのふしぎな日常」(09)、「BONES(ボーンズ)−骨は語る−」(10)、「メル&ジョー 好きなのはあなたでしょ?」(11)などにゲスト出演している。
全米で行われる各種ビッグイベントへの招聘も多く、独立記念日に首都ワシントンで開催された記念コンサートやオバマ大統領とクリントン元大統領が出席したイベント"Barack on Broadway"などにも登場し、パフォーマンスしている。

デブラ・メッシング|ジュリア・ヒューストン役

マリリン・モンローミュージカルに
意欲を燃やす作詞家ジュリアを演じる。


1968年8月15日生まれ。ニューヨーク州ブルックリン出身。米NBC放送のエミー賞受賞コメディ「ウィル&グレイス」(98~06)で演じたグレイス・アドラー役で全米の人気者となった。2003年度エミー賞を受賞し、合計7回ゴールデングローブ賞ノミネート。全米映画俳優組合賞にも7回ノミネートされ、2001年にアンサンブル演技賞を受賞。その他エミー賞5回、アメリカン・コメディ賞2回、ピープルズ・チョイス・アワードにもノミネートされている。TVドラマ「スターター・ワイフ」(08)でゴールデングローブ賞にノミネートされ、他、「NYPDブルー」(94~95)、「となりのサインフェルド」(96~97)、「JESUS 奇蹟の生涯」(99)などにも出演。
映画は『プロフェシー』『さよなら、さよならハリウッド』(02)、『ポリーmy love』(04・未)、『明日の私に着がえたら』(08・未)など。

クリスチャン・ボール|トム・レヴィット役

コンビのジュリアと共に
ミュージカル製作に挑む作曲家トムを演じる。


1973年10月1日生まれ。ペンシルバニア州ピッツバーグ出身。ブロードウェイ版「キューティ・ブロンド ザ・ミュージカル」でエメット・フォレスト役を演じ大評判を取った。この演技でトニー賞、ドラマデスク賞、ドラマリーグ賞にノミネート。「フットルース」でブロードウェイデビューを果たしたのち、破竹の勢いで「ジーザス・クライスト・スーパースター」や「Amour」に出演、「モダン・ミリー」や「メリー・ポピンズ」で大きな役を得るようになる。「モンティ・パイソンのスパマロット」ではクラレンス・ダーウェント賞を受賞。大当たりしたブロードウェイの舞台「ピーターと星の守護団」ではルシル・ローテル賞、ドラマデスク賞、ドラマリーグ賞にノミネートされ、満を持して2012年度トニー賞助演男優賞を受賞した。現在、ブロードウェイで最も期待される若手スター。映画は『バウンティー・ハンター』(10)など。TVは「LAW&ORDER/ロー・アンド・オーダー」(01)にゲスト出演している。

ジャック・ダヴェンポート|デレク・ウィルズ役

才能溢れる演出家、だが女好きで悪名高い
デレクを演じる。


1973年3月1日生まれ。イギリスのサフォーク出身。父母も俳優、叔父は政治家、母方の曽祖父は初代ラグビー男爵(スーダン総督)であり、貴族の血筋。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ(03、06、07)のジェームズ・ノリントン提督役で日本でも一躍有名になった。他に『危険な動物たち』(96)、『キャリア・ガールズ』(97)、『タロス・ザ・マミー/呪いの封印』『クロコダイルの涙』(98)、『リプリー』(99)、『ザ・バンカー 巨大地下要塞』(01・未)、『パイレーツ・ロック』(09)など。『The Key Man』(11)で主演。自身が製作・主演する『Mothers' Milk』が公開を控える。
TVでは、「アリス」(00)、「フラッシュフォワード」(09~10)などに出演。また英BBC放送の賞受賞作「This Life」(96~97)および記念特番「This Life+10」(07)にも主演。舞台「The Servant」の演技でローレンス・オリヴィエ賞にノミネートされた。

アンジェリカ・ヒューストン|アイリーン・ランド役

ミュージカル製作に情熱を注ぐ
プロデューサー、アイリーンを演じる。


1951年7月8日生まれ。カリフォルニア州サンタモニカ出身。祖父は俳優のウォルター・ヒューストン、父親は映画監督のジョン・ヒューストン。1985年に父が監督した『女と男の名誉』でアカデミー賞®助演女優賞を受賞。『ザ・デッド/「ダブリン市民」より』(87)は、ヒューストン監督の遺作となった。『グリフターズ/詐欺師たち』(90)、『敵、ある愛の物語』(89)、『ジム・ヘンソンのウィッチズ』(90)などで全米批評家協会賞はじめ各賞受賞。ゴールデングローブ賞にもノミネート多数。
他に『友よ、風に抱かれて』(87)、『ウディ・アレンの重罪と軽罪』(89)、『マンハッタン殺人ミステリー』(93)、『アダムス・ファミリー』シリーズ(91・93)、『太陽に抱かれて』(95)、『クロッシング・ガード』(95)、『バッファロー '66』『エバー・アフター』(98)、『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(01)、『ライフ・アクアティック』(04)、『ダージリン急行』(07)など。

othercast

 シーズン1

ラザ・ジャフリー|デーヴ・サンダラム役

カレンの誠実で協力的な恋人デーヴを演じる。

1975年生まれ。イギリスのリバプール出身。アンドリュー・ロイド・ウェバー製作のミュージカル「ボンベイ・ドリームズ」の主役で大ブレイクし、「ナショナル・シアターで上演された『オクラホマ!』で一夜にしてスターになったヒュー・ジャックマン以降、ロンドンのミュージカルシーンに現れた最もエキサイティングな主演俳優」と称賛された。TVドラマでは「MI-5 英国機密諜報部」(05)、「ザ・ケープ 漆黒のヒーロー」(11)などに出演。

ハイメ・セペロ|エリス・ボイド役

ブロードウェイ・プロデューサーへの成功を企む野心家の男を演じる。

マサチューセッツ州ボストン出身。舞台「ポーギーとベス」、「ヘアー」、「ジーザス・クライスト・スーパースター」などに出演。「SMASH」で実質的なTVドラマデビューを飾る。「Naughty but Nice With Rob Shuter」(12)、「Broadway Bash」(13)にゲスト出演。

ウィル・チェイス|マイケル・スウィフト役

優れた歌唱力を持つ舞台俳優で、ジュリアの不倫相手を演じる。

1970年9月12日生まれ。ケンタッキー州フランクフォート出身。1998年、「RENT(レント)」のロジャー役でブロードウェイ・デビューを飾りその後「ミス・サイゴン」、「フル・モンティ」、「レノン」、「アイーダ」、「ビリー・エリオット・ザ・ミュージカル」などに出演。TVドラマでは「LAW&ORDER/ロー&オーダー」、「サード・ウォッチ」、「ロイヤル・ペインズ/Royal Pains ~救命医ハンク~」、「ホワイトカラー」他にゲスト出演多数。2013年トニー賞最優秀助演男優賞(ミュージカル部門)にノミネートされている。

タラ・アッシュ|RJ役

カレンの恋人デーヴに心寄せるニューヨークタイムズの記者を演じる。

1984年7月24日生まれ。イラン出身。 TVドラマでは「As the World Turns」のアミーラ・アリ・アジズ、「LAW & ORDER クリミナル・インテント」 (シーズン10) でレベッカ・ランドン役を演じた。

 シーズン1&2

レスリー・オドム・Jr|サム・ストリックランド役

ブロードウェイでの成功を夢見る俳優、アイヴィーの親友を演じる。

1981年8月6日生まれ。ニューヨーク市クイーンズ出身。 ブロードウェイでのキャリアが長く、デビューは「RENT(レント)」のポール役。 「CSI:マイアミ」「グレイズ・アナトミー」などTVドラマのゲスト出演も多数。

ブライアン・ダーシー・ジェームズ|フランク・ヒューストン役

妻の仕事に理解のある、ジュリアの優しい夫フランクを演じる。

1968年6月29日生まれ。ミシガン州サギノー出身。1993年にブロードウェイでキャリアをスタートさせ、「タイタニック」、「ペテン師と詐欺師」他で高い評価を得た。2009年、ブロードウェイ・ミュージカル「シュレック・ザ・ミュージカル」のシュレック役で、トニー賞ノミネート、アウター・クリティックス・サークル賞とドラマデスク賞を受賞。TVドラマでは「パーソン・オブ・インタレスト」(11)などに出演。

マイケル・クリストファー|ジェリー・ランド役

アイリーンの夫でブロードウェイの大物プロデューサーを演じる。

1945年1月22日生まれ。ニュージャージー州トレントン出身。俳優の他、監督、脚本もこなす。舞台「The Shadow Box」(77)でピューリッツァー賞戯曲賞及びトニー賞の戯曲賞を受賞している。脚本をつとめた映画『虚栄のかがり火』(90)はブライアン・デ・パルマ監督、トム・ハンクス他豪華布陣の超大作。メリル・ストリープとロバート・デニーロ共演の『恋におちて』(84)の脚本も手掛けている。「SMASH」出演後は「SUITS/スーツ」シーズン2にポール役でゲスト出演。

トーテン・ケイ|ニック・フェルダー役

「ボムシェル」に投資するバーのオーナーでアイリーンの恋人を演じる。

1966年2月22日生まれ。ドイツのフランクフルト出身。ドイツ系英国人俳優でロンドンやデトロイトで「マクベス」や「ハムレット」など多くの舞台に出演。ロサンゼルス移住後は「オール・マイ・チルドレン」のザック役など主にTVドラマで活躍する。映画では『プロフェッツ・ゲーム 殺人予告』(未)、『ディープ・ライジング』(未)など。

エモリー・コーエン|レオ・ヒューストン役

ジュリアとフランクの、繊細なティーンエイジャーの息子を演じる。

1990年3月13日生まれ。ニューヨーク州ニューヨーク市出身。ニューヨークを舞台に複数の監督が短編映画を製作し繋ぎ合わせる『ニューヨーク、アイラブユー』(09)のブレット・ラトナー監督作に出演。後に『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』(12)のAJ役でライアン・ゴズリングと共演。他に『「All Is Bright(原題)』(13)など。

 シーズン2

ジェレミー・ジョーダン|ジミー・コリンズ役

カレンと恋に落ちる作曲家兼俳優、才能豊かな問題児を演じる。

1984年11月20日生まれ。テキサス州コーパスクリスティ出身。 ブロードウェイを中心に活躍するミュージカル・スター。主な出演作は「ロック・オブ・エイジズ」(09)スウィング役、「ウエストサイド物語」(09-10)トニー役、「ボニー&クライド」(11)クライド・バロウ役、「Newsies」(12)ジャック・ケリー役など。「Newsies」ではトニー賞の主演男優賞にノミネートされた。 映画は『ジョイフル♪ノイズ』(12)にランディ役で出演している。

アンディ・ミータス|カイル・ビショップ役

親友ジミーとコンビを組む心優しい作詞家を演じる。

「RENT(レント)」マーク・コーエン役、「春のめざめ」ハンシェン役などブロードウェイ作品のアメリカ国内ツアーに出演。2014年3月から上演される「レ・ミゼラブル」新演出版のマリウス役でブロードウェイ・デビュー。

クリスタ・ロドリゲス|アナ・バーガス役

同じくミュージカル界での成功を夢見るカレンのルームメイトを演じる。

1984年7月23日生まれ。カリフォルニア州オレンジ郡出身。 ブロードェイを中心に活躍する女優。ブロードウェイ・ミュージカル「アダムス・ファミリー」(09)ウェンズデー・アダムス役のオリジナルキャストなど、若いながらそのキャリアは長い。最新作は本作出演後に戻ったブロードウェイでミュージカル「 First Date the Musical」(13)に主要キャストの1人として出演。 「ゴシップガール」(08)などTV出演も。

ダニエル・サンジャタ|ピーター・ギルマン役

1971年12月30日生まれ。イリノイ州出身。 TVは「レスキュー・ミー ~NYの英雄たち」(04-06)男気ある消防士のフランコ・リヴェラ役、「パトリシア・コーンウェル」(10)ウィン(ウィンストン)・ガラーノ役、「グレイズ・アナトミー」(10-11)看護師のイーライ役が有名。映画は『プラダを着た悪魔』(06)ジェームズ・ホルト役、『ファインド・アウト』(12)パワーズ役など。

ジェシー・L・マーティン|スコット・ニコルズ役

ジュリアと旧知の仲、「ヒット・リスト」のプロデューサーを演じる。

1969年1月18日生まれ。ヴァージニア州ロッキーマウント出身。代表作はアメリカのTV史に名を残す犯罪ドラマの金字塔「LAW&ORDER/ロー・アンド・オーダー」で、10年間に渡りエド・グリーン刑事役を務めた。また、3作品のスピンオフにも出演しており、「LAW&ORDER」シリーズの顔の1人。ブロードウェイの名作ミュージカル「RENT(レント)」では、1996年初演時のオリジナルキャストであり、コリンズ役を演じた。その後、2005年に映画化された『RENT/レント』でも、舞台と同じ役を演じている。TVでは他に、「アリー my Love」(97-99)の医師グレッグ役でも知られ、映画『ジョイフル♪ノイズ』(12)ではジェレミー・ジョーダンと共演、 マーカス・ヒル役を演じた。

ダフネ・ルービン=ヴェガ|アグネス役

ミュージカル「ボムシェル」の精力的に活動する広報担当を演じる。

1969年11月18日生まれ。パナマ・パナマ市出身。 ブロードウェイの名作ミュージカル「RENT(レント)」のミミ・マルケス役のオリジナルキャストとして有名。映画は『ワイルドシングス』(98)グロリア・ペレス役など。他、TVドラマにも出演。

guest

 シーズン1

第10~14話

ユマ・サーマン|レベッカ・デュヴァル役

マリリン役の第3候補として登場する気まぐれなハリウッド女優・レベッカを演じる。

1970年4月29日生まれ。マサチューセッツ州ボストン出身。16歳でファッションモデルとしてキャリアをスタートする。映画『ミッドナイト・ガール』(87)でデビュー後、『危険な関係』(88)、『ヘンリー&ジューン/私が愛した男と女』(90)、『恋に落ちたら…』(93)などに出演。タランティーノの大ヒット作『パルプ・フィクション』(94)でアカデミー賞(R)助演女優賞にノミネートされる。『ガタカ』(97)、『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』(97)、『レ・ミゼラブル』(98)などに出演後、2003年『キル・ビル』、続く04年『キル・ビル Vol.2』で壮絶なアクションを披露して話題となる。『Gガール 破壊的な彼女』(06)ではコメディエンヌとしての才能を開花させた。他に『プロデューサーズ』(05)、『ダイアナの選択』(08)、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』(10)、『Playing for Keeps』(12・未)など。宮崎駿監督作品『風の谷のナウシカ』の英語吹替版では、クシャナの声を吹き替えた。豪華ハリウッドスター共演のアンサンブルコメディ『Movie43』など2013年も続々出演映画の公開が控えている。私生活でも2回の結婚、離婚、億万長者との婚約、破局などでゴシップ欄を常に賑わせている。

第4話・第15話

ニック・ジョナス|ライル・ウエスト役

全米で大人気を博すアイドルスター。才能溢れるアーティスト、ライルを演じる。

1992年9月16日生まれ。テキサス州ダラス出身。全米のティーンを熱狂させているジョナス・ブラザーズの三男坊。13歳で『アニーよ銃をとれ』『レ・ミゼラブル』、『サウンド・オブ・ミュージック』などなどブロードウェイ大作に続々出演。二人の兄とジョナス・ブラザーズ結成後、ファーストアルバムの大ヒットにより全米のアイドルに。「American Music Awards」最優秀新人賞ほか数々の賞に輝く。豪華セレブスターとの恋愛も常に話題沸騰。TVシリーズ「Camp Rock」「Jonas」「Submissions Only」など。

第8話

ライアン・テダー|本人役

1979年6月26日生まれ。オクラホマ州タルサ出身。グラミー賞受賞のシンガー・ソングライター。2002年に高校時代の友人と結成したロックバンド「ワンリパブリック」のフロントマンとして注目を集め、アデル、ビヨンセ、ケリー・クラークソン、キャリー・アンダーウッドら多くのアーティストに楽曲を提供、またプロデューサーとしても活躍している。

第9話

ノーバート・レオ・バッツ|本人役

1967年1月30日生まれ。ミズーリ州セントルイス出身。 1996年に「レント」のロジャー・デイヴィス役でブロードウェイ・デビュー。2回のトニー賞主演男優賞ほか、ドラマ・デスク賞やドラマ・リーグ賞、アウター・クリティックス・サークル賞などなどに輝くブロードウェイを代表する名優。代表作に「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」、「ペテン師と詐欺師」他。

第10話

テレンス・マン|ランディ・コブラ役

アイリーンに資金提供する、往年の大ミュージシャンでニックの友人を演じる。

1951年7月1日生まれ。ケンタッキー州アッシュランド出身。主に舞台で活躍しており、「キャッツ」、「レ・ミゼラブル」、「キャメロット」、「美女と野獣」、「アダムス・ファミリー」など人気作に出演。2013年の「Pippin」ではトニー賞最優秀助演男優賞(ミュージカル部門)にノミネートされた。映画では『コーラスライン』(85)、『クリッター』シリーズ他に出演。「30Rock」、「LAW&ORDER/ロー&オーダー」、「ドレスデン・ファイル」(07)などTVドラマ、TVムービーにも多数出演している。

 シーズン1&2

シーズン1:第7話・第15話 シーズン2:第9・12・14・17話

バーナデット・ピータース|リー・コンロイ役

トニー賞受賞歴を持つ大女優で、アイヴィーの母を演じる。

1948年2月28日生まれ。ニューヨーク市クイーンズ出身。トニー賞を2回、ドラマ・デスク賞を3回受賞している舞台女優。またグラミー賞、ゴールデン・グローブ賞も受賞している。映画では『アナスタシア』(97)、『アニー』(82)、『シンデレラ』(97)などに出演しているほか、2013年には『Legends of Oz: Dorothy's Return(原題)』のグリンダ役で声の出演を果たしている。TVドラマでは「アグリー・ベティ」のジョディー役、「グレイズ・アナトミー」のサラベス役などで活躍。

シーズン1:第8話 シーズン2:第7話

グレース・ガマー|ケイティ・ランド役

世界の途上国で慈善活動をする、アイリーンとジェリー夫妻の娘を演じる。

1986年5月9日生まれ。ニューヨーク州ニューヨーク市出身。芸術家ドン・ガマーと女優メリル・ストリープの娘で、姉のメイミーも女優。トム・ハンクス監督作『幸せの教室』(11)ナタリー・カリメリス役ほか、「The Newsroom(原題)」などTVドラマにも多数出演している。

 シーズン2

第1・3・4話

ジェニファー・ハドソン|ヴェロニカ・ムーア役

圧倒的な歌唱力と存在感、ミュージカル界のトップスターを演じる。

1981年9月12日生まれ。イリノイ州シカゴ出身。 聖歌隊のメンバーだった祖母の影響で幼い頃からショーやミュージカルに出演し、地元の舞台でプロ・デビュー。人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」のシーズン3(04)でファイナリストに残り、注目を浴びる。そして2006年、同名の傑作ミュージカルを映画化した『ドリームガールズ』で主要キャストのエフィー・ホワイト役に抜擢された。本作で映画デビューながら、そのパフォーマンスが絶賛され、アカデミー賞®助演女優賞受賞をはじめ多くの映画賞を獲得。その後は『セックス・アンド・ザ・シティ』(08)ルイーズ役、『リリィ、はちみつ色の秘密』(08)ロザリン役など。2013年11月、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム入りを果たし、2,512番目の“名前入り星型プレート”がハリウッド大通りに設置された。

第2話

ハーヴェイ・ファイアスタイン|本人役

1952年6月6日生まれ。ニューヨーク市ブルックリン出身。 半自伝的な戯曲「トーチソング・トリロジー」を執筆・主演し、1983年のトニー賞で演劇部門の脚本賞と主演男優賞を受賞。翌年、ミュージカル「ラ・カージュ・オ・フォール」の脚本でトニー賞ミュージカル部門脚本賞を受賞。2003年にはにはジョン・ウォーターズ監督の映画『ヘアスプレー』(88) をミュージカル化した同名のミュージカルで、女性のエドナ・ターンボルド役を女性の姿で演じ、トニー賞ミュージカル部門主演男優賞を受賞した。 映画では、『トーチソング・トリロジー』(88)で舞台版と同じ主役を演じ、『ミセス・ダウト』(93)で主人公に女装を指南するゲイの弟を演じて本領を発揮、『インデペンデンス・デイ』では一転シリアスで男臭いマーティ・ギルバート役を演じ演技の幅を見せている。

第2・3・11・12話

ジュリアン・オヴェンデン|サイモン役

「ボムシェル」のジョン・F・ケネディ役を演じる。

1976年生まれ。イギリス・イングランド出身。 2012年ロンドンのウエストエンドで上演の、ジョニー・デップが主演した2004年の映画『ネバーランド』の舞台化「ファインディング・ネバーランド」(映画の原題と同じ)で主演、バリ役を務めるなど、舞台を中心に活躍。アメリカのTVドラマ・映画にも出演している。

第2話

マーゴ・マーティンデイル|ミリアム・エイブラムソン役

ATW(アメリカン・シアター・ウイング)の会長を演じる。

1951年7月18日生まれ。テキサス州ジャクソンヴィル出身。 1988年にアルフレ・ウッダード主演のTV映画でデビュー。1990年のトム・クルーズ、ニコール・キッドマン主演の『デイズ・オブ・サンダー』で映画デビューを飾った。2004年、クリント・イーストウッド監督作品でヒラリー・スワンクがアカデミー賞®に輝いた『ミリオンダラー・ベイビー』では、スワンクの母親アーリーン・フィッツジェラルド役を演じる。 また2004年には「熱いトタン屋根の猫」でブロードウェイ・デビューも果たし、ビッグママ役を熱演。同作への出演でトニー賞にノミネートされた。その他オフ・ブロードウェイでも活躍している。 2011年にはシーズン2から参加したTVドラマシリーズ「Justified」での演技が評価されエミー賞を受賞。「デクスタ ~警察官は殺人鬼」カミラ役など、TVドラマのゲスト出演も多数。

第3・9・11~13話

デヴィッド・コール|アダム役

ジミーを執拗に追うドラッグディーラーを演じる。

1982年8月14日生まれ。ワシントン州イサクア出身。 TV「FRINGE/フリンジ」(09・10・12)ニック役、「ゴシップガール」(07・10・11)ベン・ドノヴァン役が有名。他、映画出演やTVドラマのゲスト出演も多い。

第4話

シェリル・リー・ラルフ|シンシア・ムーア役

ヴェロニカの母親、トップスターのステージママを貫録で演じる。

1956年12月30日生まれ。コネチカット州出身。 女優を目指して1982年頃から舞台女優としてキャリアをスタート。ミュージカル舞台版の「ドリームガールズ」において、映画版でビヨンセ・ノウルズが演じていたディーナ・ジョーンズ役を演じてトニー賞にノミネートされた。1990年にダニー・グローヴァー主演の映画『To Sleep with Anger』でインデペンデント・スピリット賞を受賞。アフリカ系アメリカ人女優としては、その功績を称えられ全米黒人地位向上協会に5度ノミネートされている。1998年の映画『シークレッツ』では、出演の他、監督と脚本も務めた。他、『天使にラブ・ソングを2』(93)フローレンス・ワトソン役など。TVドラマへの出演も多い。

第5~7話

ショーン・ヘイズ|テリー・フォールズ役

アイヴィーの相手役で慣れない真剣舞台に取り組む喜劇王を演じる。

1970年6月26日生まれ。イリノイ州シカゴ出身。1995年にロサンゼルスに移り、コマーシャルに出演したり、スタンダップ・コメディの舞台に立つように。1998年から8年間続いた人気コメディシリーズ でデブラ・メッシングと共演の「ウィル&グレイス」 で、エキセントリックなゲイのジャック・マクファーランド役を演じて人気を博した。映画は『エイプリルの七面鳥』(03)ウェイン役や『最高の人生の見つけ方』トマス役など。『キャッツ&ドッグス』(01)『キャッツ&ドッグス 世界最大の肉球大戦争』(10)ミスター・ティンクルズ役や『モンスターズ・ユニバーシティ』(13)テリ役では声の出演も。また、俳優業以外では、2010年6月に第64回トニー賞授賞式の司会を務めたほか、TVドラマ「GRIMM/グリム」(11-)の共同製作総指揮などプロデューサー業も行っている。

第5~7話

ジェイソン・クラビッツ|ティモシー役

スターの扱いに苦労するアイヴィー出演の舞台演出家を演じる。

1967年5月28日生まれ。メリーランド州出身。「ザ・プラクティス ボストン弁護士ファイル」(99-01)リチャード・ベイ役が有名。他、映画やTVドラマのゲスト出演多数。

第5話・第6話

ニッキー・ブロンスキー|マーゴット役

ジェリーのアシスタントを演じる。

1988年11月9日生まれ。ニューヨーク州ロングアイランド出身。映画版『ヘアスプレー』(07)のヒロイン、トレーシー・ターンブラッド役に17歳にして抜擢された。同作でゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされ、放送映画批評家協会賞では若手女優賞を受賞した。他、映画やTVドラマにもゲスト出演している。

第8~12話

ジェイミー・シェリダン|リチャード・フランシス役

アイリーンに恋するニューヨークタイムズの芸能担当実力者を演じる。

1951年7月12日生まれ。カリフォルニア州パサデナ出身。1978年ブロードウェイでの演技でトニー賞にノミネートされた。TVドラマの代表作は「LAW&ORDER クリミナル・インテント」ジェームズ・ディーキンス役。「HOMELAND/ホームランド」ウィリアム・ウォルデン役や「NCIS ~犯罪捜査班」ジョン・マクギー役などゲスト出演も多い。また『アイリスへの手紙』(89)ジョー・フラー役や『アイス・ストーム』(97)ジム・カーヴァー役、『シリアナ』(05)テリー役など映画にも出演している。

第10話

ライザ・ミネリ|本人役

1946年3月12日生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルス出身。監督ヴィンセント・ミネリと女優ジュディ・ガーランドとの間に生まれる。2歳の時、母親の主演作に出演。14歳でニューヨークの舞台でデビューを飾る。17歳でオフ・ブロードウェイに出演し、1965年にはトニー賞を受賞。映画は1972年に『キャバレー』でアカデミー賞®主演女優賞を受賞。「ブル~ス一家は大暴走!」(04)ルシール役など近年はTVドラマのゲスト出演も多い。

第12・17話

ロージー・オドネル|本人役

1962年3月21日生まれ。ニューヨーク州ロングアイランド出身。16歳頃からクラブでスタンダップ・コメディエンヌとして出演。1984年にクラブのコメディアン勝ち抜きコンテストで優勝し、その賞金でLAに渡る。その後2年間で全米49都市を巡業し、TVにも出演するように。1992年、『プリティ・リーグ』で映画デビュー。1994年にはブロードウェイで「グリース」に出演して大成功を収めている。「NIP /TUCK」ドーン・バッジ役などTVドラマのゲスト出演も多い。

第13話

キャシー・リー・ギフォード|本人役

1953年8月16日生まれ。フランス・パリ出身。1985年、リージス・フィルビンのトーク番組の新しい相方として抜擢され、88年に正式に共同ホストに昇格。この時誕生した「ライヴ・ウィズ・リージス・アンド・キャシー・リー」で2000年までホストを務めた。エミー賞に11回ノミネートされ、2010年最初の受賞を果たす。歌手、シンガーソングライター、コメディアン、女優でもある。

第15話

リン=マヌエル・ミランダ|本人役

1980年1月16日生まれ。ニューヨーク州ニューヨーク出身。2008年、ミュージカル「イン・ザ・ハイツ(In the Heights)」の作曲作詞で第62回トニー賞楽曲賞を受賞。俳優でもあり、TVドラマ「Dr.HOUSE」ではシーズン6でハウスが精神科病院で一緒だった印象的なアルビー役を演じた。

第2・12・15~17話

マーラ・ダヴィ|デイジー役

一度はブロードウェイ女優の夢を諦めかけた、アナのライバルを演じる。

アメリカ出身。カリフォルニア州立大学フラートン校ミュージカル演劇専攻在学中、オーディションによってミュージカル「42ND STREET」の主役をつかみ全米デビュー。日本公演でも主役を務める。ブロードウェイ・デビューは2006年、「コーラスライン」のリバイバル上演でのマギー役。他の出演作に「踊れ艦隊のレディーたち」(ルビー役)、「ウエストサイド物語」(マリア役)、「グリース」(サンディー役)、「ジョージ・M!」(ジョジー・コーアン役)などがある。TVは「ブルーブラッド」にビアンカ・サンフィーノ役でゲスト出演している。

第16・17話

ルーク・マクファーレン|パトリック・ディロン役

トムが恋するトニー賞審査員を演じる。

1980年1月19日生まれ。カナダ・オンタリオ州出身。ニューヨークのジュリアード音楽院で演劇を学び、2003年に卒業するまでに数々の舞台で主演した。2004年5月にはヴィニヤード・シアターでアメリカ初上演の「Where Do We Live」に主演、2006年夏にはオフ・ブロードウェイで「The Busy World is Hushed」に出演した。TVドラマは「ブラザーズ&シスターズ」でのケヴィン・ウォーカー(マシュー・リース)の“夫”スコッティ・ワンデル役が有名。

第17話

ロン・リフキン|本人役

1939年10月31日生まれ。ニューヨーク州ニューヨーク市出身。幅広く活躍する名優。舞台は、1998年にリバイバル版の「キャバレー」でトニー賞を受賞した。映画は『L.A.コンフィデンシャル』(97)エリス・ローウ役、『交渉人』(98)グラント・フロスト役、『マジェスティック』(01)ケビン・バナマン役、『トータル・フィアーズ』(02)オーウェンズ国務長官役、『コーリング』(02)チャーリー・ディキンソン役など。TVは「エイリアス」(01-06)アーヴィン・スローン役、「ブラザーズ&シスターズ」(06-11)ソール・ホールデン役が有名。

Staff

スティーブン・スピルバーグ|製作総指揮

これまでに3度のアカデミー賞®に輝き、全米監督組合賞では映画監督の誰よりも多いノミネート回数(これまでに10回ノミネート)を誇る。業界で最も成功を収め、影響力をもつフィルムメーカーであり、また歴代トップの興行収益をあげる映画監督。
世界中で称賛され、計7個のオスカーに輝いた『シンドラーのリスト』(93)でアカデミー賞®最優秀監督賞および最優秀作品賞を受賞した。1998年の全米公開作の中で最高収益をあげた『プライベート・ライアン』で2つ目のアカデミー賞®最優秀監督賞を受賞する。『未知との遭遇』(77)、『レイダース/失われたアーク≪聖櫃≫』(81)、『E.T.』(82)、『ミュンヘン』(05)でもアカデミー賞®最優秀監督賞にノミネートされている。他に『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(08)、3Dアニメ―ション『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』『戦火の馬』(11)など。
TVでは、2001年の「バンド・オブ・ブラザース」の製作総指揮をトム・ハンクスと共に務め、エミー賞ならびにゴールデングローブ賞の最優秀ミニシリーズ賞を受賞した。10年には「ザ・パシフィック」で最優秀ミニシリーズ賞を含む8個のエミー賞を受賞。他に製作総指揮を務めたTV作品には、エミー賞受賞ミニシリーズ「TAKEN テイクン」(02)、「Terra Nova/テラノバ」(11)「フォーリング スカイズ」(11~)などがある。

1984年、自身の製作会社アンブリン・エンターテインメントを創立。『グレムリン』(84)、『グーニーズ』(85)、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ(85、89、90)、『メン・イン・ブラック』シリーズ(97、02、12)、さらにワーナー・ブラザース・テレビジョンとともにエミー賞受賞TVシリーズ「ER 緊急救命室」(94~09)などの製作に携わっている。
1994年、ジェフリー・カッツェンバーグ、デヴィッド・ゲフィンとともにオリジナルのドリームワークス・スタジオを創立。『アメリカン・ビューティー』(99)、『グラディエーター』(00)、『ビューティフル・マインド』(01)でアカデミー賞®において3年連続で最優秀作品賞を受賞するなど、批評的にも商業的にも成功を収めた。2006年にドリームワークス社をパラマウント映画に売却したのち、09年にリライアンスADAグループとパートナーシップを組み、ステイシー・シュナイダーと共に新しいドリームワークス・スタジオを創立した。現在は、2012年11月に全米公開予定のドリームワークス作品『Lincoln』が控えている。

クレイグ・ゼダイン&ニール・メロン|製作総指揮

映画・TV・ブロードウェイ作品のプロデューサーとして高い評価を受ける2人組。これまでにアカデミー賞®6個、ゴールデングローブ賞5個、エミー賞11個、グラミー賞1個、ピーボディー賞2個を受賞。TV作品ではエミー賞に69回ノミネートされている。
映画ではミラマックス史上最高収益をあげた『シカゴ』(02)があり、最優秀作品賞を含む6個のアカデミー賞®を受賞。34年間で初めて最優秀作品賞を受賞したミュージカル映画として賞賛された。『ヘアスプレー』(07)ではハリウッド映画祭“その年のプロデューサー賞”に輝く。他に『最高の人生の見つけ方』(07)など。ゼイダンは初めて担当した映画『フットルース』(84)でアカデミー賞®2部門、ゴールデングローブ賞1部門、グラミー賞の最優秀サウンドトラックアルバム賞にノミネートされている。
TV映画でも各賞を受賞、「黒い一粒のプライド」(88)、「ジプシー」(93・未)、「アーミー・エンジェル」(95)、「アニー」(99)、「3ばか大将/芸に賭けた男たち」「ビーチ・ボーイズ物語/僕らのサーフィンUSA」(00)、「愛と憎しみの法廷」「ジュディ・ガーランド物語」(01)、「恋するミュージック・マン♪」(03・未)、「希望のちから」(08)などがある。TVシリーズに「私はラブ・リーガル」(09~)他。
再びブロードウェイに戻ったミュージカルコメディ「プロミセス・プロミセス」には、エミー賞受賞者ショーン・ヘイズとエミー賞ならびにトニー賞受賞者クリスティン・チェノウェスが主演している。トニー賞受賞ミュージカルコメディの50周年記念リバイバル作品「努力しないで出世する方法」はダニエル・ラドクリフとジョン・ラロケット組、次にダレン・クリスとボー・ブリッジス組、そしてニック・ジョナスとボー・ブリッジス組の出演で上演された。

マーク・シェイマン|製作総指揮/作曲&共同作詞 スコット・ウィットマン|製作総指揮/共同作詞

ブロードウェイ・映画で活躍する作詞作曲家コンビ。ミュージカル「ヘアスプレー」でトニー賞、グラミー賞、オリヴィエ賞を受賞。他にブロードウェイの「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」、サム・メンデス演出のオリジナルミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」。アカデミー賞®のビリー・クリスタルのメドレーを共作しエミー賞を受賞している。
シェイマンは「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のオーケストラ編成でトニー賞ノミネート。映画は『めぐり逢えたら』(93)、『アメリカン・プレジデント』(95)、『ファースト・ワイフ・クラブ』(96)、『パッチ・アダムス』(98)、『サウスパーク/無修正映画版』(99)で5回アカデミー賞®の作曲とオリジナル楽曲部門にノミネート。他に『フォーエバー・フレンズ』(88)、『恋人たちの予感』(89)、『ミザリー』(90)、『シティ・スリッカーズ』『アダムス・ファミリー』(91)、『ア・フュー・グッドメン』『天使にラブ・ソングを…』(92)、『ジャングル・ジョージ』(97)、『最高の人生の見つけ方』(07)など。音楽ではハリー・コニック・Jr.の楽曲編曲と『ヘアスプレー』サウンドトラックの編曲でグラミー賞にノミネートされた。またベット・ミドラーの音楽監督と共同プロデューサーとして、ミドラーに「The Wind Beneath My Wings」および「From a Distance」でグラミー賞をもたらした。ジャック・ブラック、エリック・クラプトン、クリスティン・チェノウェス、ニック・ジョナス、ネイサン・レイン、ライザ・ミネリ、バーブラ・ストライサンド、ロブ・トーマス、ロビン・ウィリアムズらと仕事をしている。
ウィットマンはパティ・ルポーンのカーネギーホールコンサートの原案と演出を担当。TVではネイサン・レインとサラ・ジェシカ・パーカーのパフォーマンスの原案と演出に携わり、アカデミー賞®、エミー賞、トニー賞のTV放送ではニール・パトリック・ハリスのミュージカルナンバーを共作した。

テレサ・レベック|企画/製作総指揮/脚本

劇作家として米国演劇コンファレンス賞、ウィリアム・インゲ・ニュー・ボイス劇作家賞、PEN/ローラ・ペルズ財団賞、アレックス賞、リリー賞など多くの賞に輝く。TVシリーズ「NYPDブルー」でエミー賞最優秀ドラマシリーズ賞に2度ノミネート、全米脚本家組合賞エピソードドラマ賞、ピーボディー賞、エドガー賞を受賞。TV作品には「NYPDブルー」(93~05)脚本・共同製作、「LAW & ORDER:クリミナル・インテント」(01~11)脚本・製作総指揮、「L.A. LAW/7人の弁護士」(86~94)脚本、「サード・ウォッチ」(99~05)脚本他。舞台作品には「Seminar」他多くの作品がある。現在、ケイティ・ホームズ主演予定のミュージカル「Dead Accounts」を準備中。

ジョシュア・バーガッセ|振付

中学・高校時代から、母親が経営するミシガン・ダンス学校で仕事をしながらタップやジャズを教えたり、振付をしてキャリアをスタートさせた。高校卒業後ニューヨークに行き、「ウエストサイド物語」「ヘアスプレー」などのブロードウェイ作品、オフブロードウェイ作品、ツアー巡業に次々と参加。「フェーム・ザ・ミュージカル」「ガイズ&ドールズ」「南太平洋」といった米国内と海外ツアーを含め、これまでに30本以上のミュージカル作品の振付に携わる。また本作でもダンサーとして参加しているが、本作終了後は振付家として専念する予定。2012年度エミー賞において、本作「SMASH」の3曲“The National Pastime ”“ Let's Be Bad ”“ I Never Met a Wolf Who Didn't Love to Howl”の振付で最優秀振付賞を受賞した。

モリー・マギニス|衣装

1980年代初頭のブロードウェイ・リバイバル「ショウボート」で衣装を担当しキャリアをスタートさせる。映画では『ブロードキャスト・ニュース』(87)、『愛と哀しみの旅路』(90)、『天使にラブ・ソングを…』(92)、TVシリーズに「スピン・シティ」(96~02)、「BONES(ボーンズ)−骨は語る−」(05~)など。TV映画「マリリン・モンロー/素顔を捨てた女」ではモンローの衣装全てを担当した。本作の製作総指揮クレイグ・ゼイダン&ニール・メロンと『最高の人生の見つけ方』(07)で仕事をし、同じく製作総指揮を務めるスティーブン・スピルバーグとは『晩秋』(89)でチームを組んだ。